手作りオイルランプ / 東洋アソシエイツ コンパクト7

Dr.ホッピー

2017年05月30日 19:18

ご存じだと思いますが、僕は石油ランプが大好きですw

我が家には、つまづいて転ぶくらい石油ランプがあります。

しかし!!!

なんで、今まで作ったことがないんだろう? って思ったんです。



なので、デザインしてみました。



やっぱり、何事もやってみないと判らないこともあるからね。

木工とは色々な要素で違うのが、またメタルワークの楽しみでもありますね



そうそう、禁断のメタルワークの世界へ踏み出すために、少し前にこんな

モノを購入したんです。



東洋アソシエイツ コンパクト7

ずっと木工ばかりやってきたけど、そろそろ違うことしてもイイよね。



まずは、イメージ図とおりに部品を作っていきます。

φ6ミリの真鍮丸棒を旋盤で削って M4のネジを切って、ナットを取り付けてみた。



φ18ミリの丸棒から、こんなものを。

まだ、仕上げなどがガタガタで、とてもお見せできるものではないのですが・・・



燃料給油孔と、キャップとなるコルク栓です



同じくφ18ミリから削りだして、ローレット加工もして・・・



芯の上下機構のつまみに。



木工旋盤と、金属旋盤は、基本的に考え方は一緒。

回転方向も一緒。

なので、木工旋盤のJETくんに、面板を取り付けて、そこに

真円にしたい部品を取り付けて、旋盤を回す。

そして、木工旋盤のハイス鋼のバイトで縁を削れば、真円になりますね!

やるな、JETくん!



ユニフレームのガラスホヤを取り付けて、こんな感じに。



真鍮板を使って、初めてオイルタンクも作ってみたよ。

ハンダ歴18年ですから、まあまあの仕上がりですかね。



チョコ革をベースボールステッチして、カバーも作ってみた。



さて、これはなんでしょう?

0.3ミリの真鍮板を折り曲げました。

真ん中のスリットは、フライスでくりぬきました。



芯上下機構のこの部分になります。

まあ、かなりの苦労が見えますでしょう?

でも、ソルダリング(ハンダ接合)は、プロパンバーナーの熱を

伝えたいところに伝え、伝えたくないところは冷却して伝達を防ぐのかがポイントですね。

冷却しないと、さっきハンダしたところが、はがれますんで・・・。

真鍮の熱伝導はかなり高いですから。



オイルランプのバーナー部分も、だいぶ勉強しました。

たんなるスリットじゃ、ダメなんだね。



3分芯を装着して・・・

ノブを回して、芯がスムーズに上下したときの感動は、言い表せないなー。

だって、マイ・オイルランプだもん。



こんな感じになった、

もちろん、火口の部分のスリットは もっと大きくしましたよ。



点火してみると・・・

結構 よいエアフローのようで、3分の小さな芯なのに、幅広く炎は広がり、

とても明るく燃焼しました。

これは、次のプロジェクトにむかって、進むしかないですね!!!





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