朝 4時起き、作業開始!
速度を保ちながら、組上げていきます。
フレームワークはほぼ設計通りにできました。あまり大きな誤差・ゆがみなく。
チェストのトップ部分の造作もします。 Titebondはクランプ時間が短い
優秀なボンドですが、パーツの多さから総合的に見ると、このクランプ時間が
とても長いので、順番を考えないと何日時間があっても足りません。
ホゾ・ダボ継ぎはしません。ビスケットも使いません。
組上げは 下穴を専用ドリルで開け、フォスナービットで目隠し部分を開けて
建築用コーススレッドを使い、それから目隠しに「木栓」を打ち込むだけです。
結構強度があり、細いフレームでも結構うまくいきます。
これがその木栓。「共木」とよばれる同じ樹種の板から専用ビットでくりぬいて
作ります。
ね! きれいでしょ。 オイルを使うとちょっと分かるけど、
まあ、あまり気にならない感じです。
ひたすら接着、クランプ・・・
あら、姫が応援に?
板ものなどは、ビスを使わずにとめたいので、接着・クランプだけ。
この超ロングバイスがとても重要な働きをしてくれます。
ようやく形になってきた・・・
タモ・ナラ材のコーナーを丸くするのは、結構面倒な作業。
部品のうちに削るのは、スピンドルサンダーで簡単ですが、
組上げてからだと 手作業のみですから。
サイド部分はシナベニアを使ってます。4mmの厚さなので、サイドパネルを
貼るために4mmフレームをずらしてます。
ドンピシャで良い感じになった。
チェスト全体を持ち上げ、移動するときにハンドルがあった方がいい。
なので、シンプルなバーにするか、グリップにするか、革ハンドルにするか
迷った。 でも、まあ、木工屋なのでグリップにした。
こんな感じになった。 ここまで、16時間・・・ もちろん途中
キャンプ買い出しのお出かけ、トイレ、ご飯は食べましたが・・・。
1段目の引き出し部分。
2・3段目の引き出しレール部分。
4段まであるんですけどね。
そしてこれがそのグリップ部分。 ネジで強力に締め込んでいるので、
きっと壊れないだろう・・・。 たぶんね。