ロッジテントを作る / 自作ロッジテント製作 その3

Dr.ホッピー

2014年11月21日 09:07

テント作りで重要な物の一つに、ファスナーがありますね。

前作のテント作りで、ずいぶんファスナーについて調べました。



僕が製作に用いたファスナーは、YKKのビスロンというタイプのファスナー

一つ一つの虫と呼ばれる歯が樹脂製で、動きが軽く、耐久性もあるとのことで、

よくバッグやジャケットなどに用いられる製品(パーツ)です。

市販品の4VSという規格のビスロンの1mのファスナーをつかったのですが、

これが、一方がオープンタイプで、もう片方は端っこまでいくと外れるものです。

いわゆるジャケットのファスナーと一緒ですね。

(その辺で手に入るビスロンで長いものはこのタイプなんです)


でも、このタイプは、まず 端っこまでくると、外れるので、テントとしては出入りが面倒。

そして、ファスナーのスライダーが 引っ張る持ち手部分が1個なので、テントの

内側か外側の片方からしか開けられない・・・! 

なので、これを何とかすることにしました。



これは、特殊なスライダーで、リバーシブルタイプ。

タグがどっちへも向くタイプ。 



2枚の持ち手があるタイプは、4VS用には無いんですよー。



まず、喰いきりを用意して・・・



エンドの部分の樹脂パーツをちぎって外します。



ゆっくり外します。



そろりスライダーを動かすと、スライダーがはずれます。



リバーシブルタイプのスライダーを慎重に入れます。



おー、変わった!



取り外した虫の一番終端部分を、スライダーが外れないようにするパーツです。



ペンチではさんで止めます。

これでスライダーが外れなくなりました。



ファスナーが分離しないようにするパーツです。

これをもう片方の終端に取り付けます。



突き刺して・・・



後ろ側から慎重にペンチで挟んで、とめます。

これで、どっちにもはずれなくなりました。



左が、先日 オカダヤで購入したメートル売りの10VSのビスロン。

かなり大きいので、ファスナーをデザインの一つとするには、面白いものだね。

右は4VS。



オカダヤにはいろんなスライダーがある・・・。

まさに 地上の楽園w

左は、僕が間違って思いこみで買ってしまった 5VSのダブル持ち手のスライダー。

こんなにどうすんだ??



ネットで探すと、4VSにも 2mタイプがあるんですよ!!!

これは ロッジテント、ティピに使えそうだね!



ついでに、コットンテント1号の 居住性を向上するための改良をしました。

これで、背中がペトッとくっつかなくなるね。



キャンプのために、腸詰めも頑張りました。

好評だった Weiss Burst (白いソーセージ)。


さあ、天気がよければいいな!



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