定休日は 製作に打ち込む日と決めています。
しかし、現在、作業場の工作機械の入れ替え、配置変えなどあって、なかなか進みません。
納品を お待ちいただいている方々、済みませんw
もう少ししたら、ガンガン作業しますんで。
工房のサンディングマシンたち。ベルトサンダー、ディスクサンダー、スピンドルサンダー。
木工にあまりなじみの無い方には さっぱりでしょうけど、それぞれ役割が違うんです。
まず、もう7年くらい酷使している、リョービ ベルトディスクサンダー BDS-1000。
モータの力はまずまずで、木工愛好家でも愛用者の多いマシン。 ベルトが入手しやすいのも
ポイント高い。 故障も少なく、僕のはこの7年で1回 駆動ベルトが切れただけでした。
ただ、集塵がダメダメで、僕は後部パネルを取り外して、集塵しやすいように
自作のアダプターをつけて、65mm集塵ダクトを効率の良い場所に直結させて 使ってます。
これにより、非常に集塵効率がよくなります。
花嫁の角隠しのようでしょ。
そして、これが新入りの KERV ディスクサンダーWD-12。 シンプルな機械だけど、
なかなか良い仕事をしてくれます。 材のエッジを直角で研磨したいときに重宝します。
今までずっと スピンドルサンダーを使っていたけど、効率が悪いんです。
もっと早くに導入すれば良かったw
まあ、酔っぱらって使う機械ではないね。
こちらは珍しい、リョービ オシレーティング・スピンドルサンダー。 もうかなり昔に
廃盤となった製品です。 内向きのカーブの研磨に抜群の能力を発揮します。
今でも替えのサンディングスリーブは新潟精機で購入することができます。
こういう曲線を削るのが得意のマシンです。
で、これを今日作りました。 テーブルソーを使う人には必須、または絶対あったほうがイイ道具。
「押し棒」って言います。 (そのままか・・・)
こんな感じで、テーブルソーで材料を切る時に、手を刃に近づけなくてすむ道具です。
テーブルソーは、木工機械のなかでも 危険度が高い道具だからね。
そして、これが、入れ替えにより退去を命ぜられた機械。
そう、糸鋸です。
かの糸鋸アーティストも使っている名機です。 YUTAKA製です。
彼は ロックの音楽に合わせて、木を動物の形に切り抜いて、観客に投げてプレゼントしちゃう。
僕にはそんなことはできないなあ・・・。
だって、年に1-2回くらいしか使わないし、糸鋸。 だから、退去命令が出ました。
誰か、ちゃんと買ってくれる人がいたら、譲るんだけど。
日本国内の糸鋸で、プロが使うのは、YUTAKA製か 旭工機なんだよね。
あの糸鋸アーティストの愛用マシンの天板はもう地金が見えてるけど、僕のはほとんど使ってません。
だって、旋盤屋だもん。
今日、Digramから届いたのが、これ。
待ってました、マグネット式のフェザープレート。
ディグラムさんは、大変マニアックでかつ、よく考えられたツールを提供してくれます。
ぜひ一度 訪問してみてください →
http://digram.jp
裏に強力マグネットがついていて、ノブを回すことで強力に天板に固定されるんです。
僕が動かしても、動かない・・・。 その磁力はかなり強力で、そう簡単には動かない。
フェザープレートは、丸鋸で切っているときに、材を押しつけて安定して切断できるようにするツール。
キックバックという恐ろしい現象が起こりにくくなるし、恐ろしいテーブルソーが、安全な道具に
変わります。
これが、先ほどのフェザープレートに追加で取り付けるフェザープレート。
切断時に材が浮き上がらないようにしてくれる優れものなんです。
こんな感じ。
押し棒でおせば、さらに安全。
今日、何回かテスト切断をしてみて、トリトンがそれなりに使いやすいことが判ってきた。
希望する幅で綺麗に切断できるのは、とってもありがたい話です。
切断面も、なかなかの精度と綺麗さです。
後は、切断面の直角を正確に出さないとなあ・・・。
もう少ししたら、この直角もきちんと出してみようっと。