工作機械の入れ替え / KERV ディスクサンダーWD-12

Dr.ホッピー

2014年03月06日 23:29

定休日は 製作に打ち込む日と決めています。

しかし、現在、作業場の工作機械の入れ替え、配置変えなどあって、なかなか進みません。

納品を お待ちいただいている方々、済みませんw

もう少ししたら、ガンガン作業しますんで。



工房のサンディングマシンたち。ベルトサンダー、ディスクサンダー、スピンドルサンダー。

木工にあまりなじみの無い方には さっぱりでしょうけど、それぞれ役割が違うんです。



まず、もう7年くらい酷使している、リョービ ベルトディスクサンダー BDS-1000。

モータの力はまずまずで、木工愛好家でも愛用者の多いマシン。 ベルトが入手しやすいのも

ポイント高い。 故障も少なく、僕のはこの7年で1回 駆動ベルトが切れただけでした。

ただ、集塵がダメダメで、僕は後部パネルを取り外して、集塵しやすいように

自作のアダプターをつけて、65mm集塵ダクトを効率の良い場所に直結させて 使ってます。

これにより、非常に集塵効率がよくなります。



花嫁の角隠しのようでしょ。



そして、これが新入りの KERV ディスクサンダーWD-12。 シンプルな機械だけど、

なかなか良い仕事をしてくれます。 材のエッジを直角で研磨したいときに重宝します。

今までずっと スピンドルサンダーを使っていたけど、効率が悪いんです。

もっと早くに導入すれば良かったw



まあ、酔っぱらって使う機械ではないね。



こちらは珍しい、リョービ オシレーティング・スピンドルサンダー。 もうかなり昔に

廃盤となった製品です。 内向きのカーブの研磨に抜群の能力を発揮します。 

今でも替えのサンディングスリーブは新潟精機で購入することができます。



こういう曲線を削るのが得意のマシンです。



で、これを今日作りました。 テーブルソーを使う人には必須、または絶対あったほうがイイ道具。

「押し棒」って言います。 (そのままか・・・)



こんな感じで、テーブルソーで材料を切る時に、手を刃に近づけなくてすむ道具です。

テーブルソーは、木工機械のなかでも 危険度が高い道具だからね。



そして、これが、入れ替えにより退去を命ぜられた機械。 

そう、糸鋸です。

かの糸鋸アーティストも使っている名機です。 YUTAKA製です。

彼は ロックの音楽に合わせて、木を動物の形に切り抜いて、観客に投げてプレゼントしちゃう。

僕にはそんなことはできないなあ・・・。

だって、年に1-2回くらいしか使わないし、糸鋸。   だから、退去命令が出ました。

誰か、ちゃんと買ってくれる人がいたら、譲るんだけど。 



日本国内の糸鋸で、プロが使うのは、YUTAKA製か 旭工機なんだよね。 



あの糸鋸アーティストの愛用マシンの天板はもう地金が見えてるけど、僕のはほとんど使ってません。

だって、旋盤屋だもん。



今日、Digramから届いたのが、これ。

待ってました、マグネット式のフェザープレート。

ディグラムさんは、大変マニアックでかつ、よく考えられたツールを提供してくれます。

ぜひ一度 訪問してみてください → http://digram.jp



裏に強力マグネットがついていて、ノブを回すことで強力に天板に固定されるんです。



僕が動かしても、動かない・・・。  その磁力はかなり強力で、そう簡単には動かない。



フェザープレートは、丸鋸で切っているときに、材を押しつけて安定して切断できるようにするツール。

キックバックという恐ろしい現象が起こりにくくなるし、恐ろしいテーブルソーが、安全な道具に

変わります。  



これが、先ほどのフェザープレートに追加で取り付けるフェザープレート。

切断時に材が浮き上がらないようにしてくれる優れものなんです。



こんな感じ。



押し棒でおせば、さらに安全。



今日、何回かテスト切断をしてみて、トリトンがそれなりに使いやすいことが判ってきた。

希望する幅で綺麗に切断できるのは、とってもありがたい話です。



切断面も、なかなかの精度と綺麗さです。



後は、切断面の直角を正確に出さないとなあ・・・。

もう少ししたら、この直角もきちんと出してみようっと。


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